ブラウザごとの日本語ドメインへの対応を調べてみました。
何の対応かというと、「URLが日本語で指定出来ます」って言われるようになったら、全部2バイト文字で入力する人が、絶対いるでしょう?
その対応状況です。
■テスト文字列
今回は「http://google.com」(すべて全角)で試しました。
■結果
どのブラウザも、意図しないページへ転送されました。その際、URL入力欄に表示された文字列を列記します。
・InternetExplorer 6
http://www.bing.com/search?FORM=DNSAS&q=%ef%bd%88%ef%bd%94%ef%bd%94%ef%bd%90%ef%bc%9a%ef%bc%8f%ef%bc%8f%ef%bd%87%ef%bd%8f%ef%bd%8f%ef%bd%87%ef%bd%8c%ef%bd%85%ef%bc%8e%ef%bd%83%ef%bd%8f%ef%bd%8d
・Win版Firefox
http://www.http.com//google.com/
・Win版Chrome
http://www.google.co.jp/search?sourceid=chrome&ie=UTF-8&q=http://google.com
・Mac版Safari
http://http://google.com
・Mac版Firefox
http://www.http.com//google.com./
・Mac版Chrome
http://www.google.co.jp/search?sourceid=chrome&ie=UTF-8&q=http://google.com
■所感
Firefoxは全く関係のないドメインに飛ばされるという、残念な結果となりました。
Mac版Safariも頑張ってほしいですね。
IEとChromeは検索ページに飛ばされるようなので、かろうじて目的のページにたどり着けるかもしれません。でもURLを全部全角で入力するような人にはまだまだ不親切です。
世の中にユニコードが普及してきてますが、全角の「http://」を翻訳するには至っていないようです。