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世界をコンピレーションする U-Comp

Posted on by masal


MacBook Airが大変な人気のようで、自宅用のノートパソコンをWindowsから乗り換える人が増えてきているようです。
Mac使いとしては大変嬉しい限り。説教臭いことを言えば、Windowsとの違いを知ることで、逆に会社のWindowsがどんな仕組みやポリシーで設計されているのかを知る良い機会にもなります。

そこで、及ばずながら乗換のTipsをまとめてみようと思います。
メインターゲットは、Windows XP以降のWindowsマシンに慣れている人で、MacBook Pro または MacBook Air に乗り換えて OS X Lion(Mac OS 10.7)を使っている人です。

 

ショートカットキー

第1に覚えておきたいのは、MacではCtrlキーの代わりにcommand()キーを使うことが多い、ということです。

例えばコピー&ペーストは、command + C, command + V、上書き保存は command + S になります。
アプリケーションの切り替えにはcommand + tab、アプリケーションの終了はcommand + Q、タブブラウザなどで表示中のタブを閉じたりするときはcommand + W、といった具合です。
あと、意外と知られていないのが、command + Fです。ブラウザやワープロソフトの中で、文字を検索するときのショートカットですね。

そのほか、「mac ショートカット」で検索すればいろいろ出てきますが、Macではショートカットに使用する装飾キーを記号(とか)で表すことがあるので、そこは慣れが必要です。(サポートページの最初のほうで解説してあります)

 

日本語入力

キーボードショートカットとも関係するのですが、Macには 半角/全角キーがありません。
そこで、command + スペースというショートカットを覚えちゃってください。

これだと手元を見なくて済むぶん、素早く入力を切り替えることができますし、どの国のキーボードでも使えます。
また、command + スペースを押したあと、commandキーを押しっぱなしにすると、現在選択中の入力メソッドが画面にうっすらと表示されます。

 

コントロールパネルとプロパティ

Windowsで言う所のコントロールパネルは、「システム環境設定」です。デフォルトでDockの中にアイコンが入っていますが、「アプリケーション」の中から起動することもできますし、画面左上のリンゴのマークからも選択できます。
「プログラムの追加と削除」はありません。いらないプログラムは、「アプリケーション」フォルダからゴミ箱に移すだけです。

各プログラムの設定(Windowsの「プロパティ」みたいな)は、左上に表示されているプログラム名をクリックすると表示されるメニューから「環境設定…」を選ぶと表示されます。ショートカットの command + , を使うと通っぽいかもしれません。
ディスクやファイルのサイズを知りたい場合は、ファイルやフォルダを選んで、command + I(Informationの"I"ですね)で表示されます。右クリックメニュー的なものについては後述。

 

トラックパッドを使いこなす

Macのノートパソコンに付いているトラックパッドは、断然高性能なので、ぜひ使いこなしてください。iMacを使っている人全員にも、Magic Trackpadを勧めたいくらい。

おすすめの設定は「タップでクリック」です。
Macのトラックパッドは、どこを押してもクリックできるように設計されているのですが、ファイルを移動したりするのにドラッグ&ドロップをしようとしたりすると、力の入れ加減がものすごく微妙で指がつりそうになります。
そこでこの際、トラックパッドをでっかいボタンみたいに使うのはやめて、「タップでクリック」をマスターしてください。ちょっと慣れれば、楽器を弾くように滑らかにデスクトップを操作することができます。
2本指でタップすれば、いわゆる「右クリック」の操作メニューが表示されます。
システム環境設定の「トラックパッド」の設定画面のアニメーションも、非常に分かりやすいですね。

軌跡の速さ」も、少し速めに設定したほうが画面の端から端までササッと移動できるようになります。

もう一つ、ブラウザにChromeやFirefoxを使うことがあるなら、「ページ間をスワイプ」の設定を2本指または3本指でスワイプにしてください。
これでブラウザの「進む」「戻る」の操作が3本指スワイプでできるようになります。超快適です。
自動的に「フルスクリーンアプリケーション間をスワイプ」の設定は「4本指で左右にスワイプ」に変更されます。

あとは「トラックパッド」設定画面のアニメーションを見て、「こういうこともできるんだ〜」と思ったら、いろいろ試してみてください。

 

Finderってなんだ?

Macのデスクトップをクリックすると、画面右上のリンゴマークの横に、「Finder(ファインダー)」と表示されます。Macにログインすると必ず実行されるプログラムで、ログイン中は終了しません。Dockの一番始めに鎮座まします顔色の悪いアイコンで起動できるようですが、実際に起動する機会はないでしょう。(なぜなら、いつも起動しているから)
実はこのFinderこそ、OSの顔とも言うべきプログラムで、ユーザーからの操作(クリックや文字入力やファイルの移動の指示など)を引き受けて、各プログラムに命令する役割りを持っています。いわばユーザーインターフェースそのものです。
こういうプログラムをシェルって言います。シェルの良し悪しがコンピューターの使い勝手を左右すると言っても過言ではないくらいの大事なプログラムなのです。
Windowsで言う所のWindows Explorer(IEじゃなくて、日本語ではただの「エクスプローラー」)、マイコンピューターをダブルクリックすると開くあれと同じと思ってください。Macは昔からこのFinderの出来の良さが売りなので、自慢気に顔を出しているのでしょう。
Windows Explorerと同じように、Finderの環境設定から「全てのファイル名拡張子を表示」の設定をすることが出来ます。

 

Google 日本語入力

Macのデフォルトの日本語入力機能は「ことえり」と言います(ちなみにWindowsのはMS-IMEという名前)が、慣れないうちは変換候補などに違和感を感じることもあると思います。
そんなときはGoogle日本語入力を使ってみてはいかがでしょう。
ことえりの設定をいじって「Windows風のキー操作」にすることもできますが、Google日本語入力のほうがより細かな設定ができるようです。

本格的に文章作成をするなら、やはりATOKの導入も検討すべきですが、家での普段遣いには問題ないと思います。

Google日本語入力に慣れたら、ことえりを使用しない設定にして、メモリを節約することができます。
システム環境設定→言語とテキスト→入力ソース で、下の方にある「ことえり」のチェックを外してしまえばOKです。

 

Officeスイートをどうするか

Word、Excelがないから、というのがMacに踏み切れない1番の理由だった人も多いはず。
Mac版のOfficeを購入するのも選択肢のひとつですが、書類は開いて見ることができれば充分、というのであれば LibreOffice をとりあえずインストールしてみてはいかがでしょう。

LibreOfficeは、有名なOpenOfficeがオラクルの傘下に移った後で離れた開発者たちが作ったプロジェクトで、ODF(オープンドキュメントフォーマット)形式と共に会津若松市などで導入が検討されています。

問題は、MS-Officeで何気なく作成された文書に含まれてしまう「MS Pゴシック」等のフォントが正しく表示されないことですが、逆にMac、Windows双方でIPAフォント等の無償フォントを導入することで、表示の互換性をもつことができます。

 

VirtualBoxでWindowsを使う

どうしてもWindowsを使いたいなら、MacでWindowsを動かす方法がいくつかあります。どの場合であっても、Windowsをインストールするためのインストーラーディスクが必要です。

Macの標準の機能として、Boot Camp(ブートキャンプ)というものがあるので、これを利用するのも選択肢のひとつですが、MacとWindowsを切り替えるのにいちいち再起動しなくてはならない所が問題です。
そこで、Mac OSを起動しながら、その上で別のOSを動かすバーチャルマシン(VM)プログラムを利用します。

Parallels DesktopVMware Fusion などの使い勝手のよい市販品を購入してもよいですが、OracleのVirtualBoxであれば、個人使用に限り無償で利用することが出来ます。
バーチャルマシンを全画面表示で使用すれば、まるでWindowsマシンを操っているかのようにサクサク動きますし、Mac上のフォルダの1つをバーチャルマシンと共有してファイルをやり取りしたり、クリップボードの内容を共有することも出来ます。
ただし、WindowsXPをインストールするにしても最低10GBくらいはディスク(SSD?)の容量を使いますし、メモリも4GBにはしておきたいところです。

 

Time Machineはそろそろ必須

Macの魅力の1つは、Windowsとは比べものにならないほど使いやすくて楽しい内蔵アプリケーションの数々ですので、ぜひ活用してください。

バックアップアプリケーション「Time Machine」もすごくよくできています。安い外付けのハードディスクをUSBで繋いでおくだけ(Apple純正のTime Capsuleを購入する必要はありません)で、間違って削除したファイルの復元から、いざというとき(ハードウェアの故障など)の完全復旧まで非常に分かりやすく使えます。
写真や音楽、住所録などを電子データ化して活用し、それらが価値を増すほどバックアップは重要になります。もし、今、使っているパソコンが壊れて、中に入っているデータも設定も全部パーになったら・・・。どれくらいのダメージになるかはその人次第ですが、数千円もしくはどこかで余っているHDDとわずかな電気代で済むことですので、乗り換えを機に導入を検討してみてください。

 

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